国内石油元売り大手、シェル・フィリピンやシーオイル、クリーンフューエルの3社は8日、ガソリンの小売価格を9日から
1リットル当たり1ペソ引き上げると発表した。ガソリン価格引き上げは4週連続。軽油と灯油の価格もそれぞれ1リットル当たり1ペソ40センタボ、および70センタボ引き上げる。軽油と灯油の値上げは3週連続。エネルギー省などによると、燃油価格の引き上げはイランの原油販売に対する米国の制裁措置やロシア産原油の供給縮小などによる国際市場における原油価格の高騰が要因。同省によると、今年に入ってから9月9日までのガソリンと軽油価格の純上昇分はそれぞれ13ペソ80センタボ、および14ペソ85センタボに達しており、過去最高水準という。(8日・スター)