統計庁によると、6月1日時点の国内のコメ備蓄量が224万トンで前年同月比で8万トン分(3.5%)増加している。しかし、前月5月期に記録した231万トンに比べると2.9%減少している。同庁によると、6月のコメ備蓄量のうち44.7%が各家庭における備蓄量で、全体の36.4%が卸・小売業者らの備蓄量、残りの18.9%が国家食糧庁の倉庫に備蓄されている分だという。同庁による備蓄量が前年同月比で206%増加しており、政府による農家からのコメ調達が積極的に進められていることを反映している。一方、6月1日時点のとうもろこし備蓄量は65万1960トンと前年同月比13.2%減少している。また、前月5月比でも2.9%減少した。6月のとうもろこし備蓄量のうち、90.3%は卸・小売業者らで、9.7%が各家庭という。(5日・スター)
6月コメ備蓄量3.5%増220万トン
2025/7/7
経済