農務省は今年初めに承認した2万5000トンまでの水産物輸入許可について、実量が4分の1にとどまっていることを明らかにした。そのため、農務省では、水産物輸入許可申請の期間を6月末まで延長している。輸入許可に定められているタイムラインの条件を遵守することが困難だったり、原産国が季節的に特定の水産物の水揚げが不調だったりしたことから、予定通りの輸入量が確保出来ていない状況だという。輸入許可の対象となっている水産物はサーモンやタラ、マグロやイカ、ホタテやタコ、ロブスターなど比国内での水揚げが少ない魚種に加えて、国内でも大量に水揚げできる大衆魚のいわしなども含まれている。(4日・マニラタイムズ)
水産物輸入許可 申請期間を延長
2025/6/6
経済