ロペス財閥傘下の再生可能エネルギー発電・配電大手のファーストジェンは29日、ケソン市クバオ地区の商業中心地にあるモールや小売店街を運営するアラネタ・シティ社との間で、電力小売集約プログラムに基づき再生可能エネルギーを配電する契約を締結したと明らかにした。特にクバオ地区にあるアリモールやニューフロンティアシアターに集積する小売・商業店舗200店以上や、マンハッタンガーデンの高層コンドミニアム18棟などをカバーする。配電する電力はヌエバエシハ州で操業している最大発電量300メガワットのパンタバンガン~マシワイ~カセクナン水力発電施設から供給する。ファーストジェンは現在、総発電量1300メガワット分の地熱発電や水力発電、風力発電施設などを運営しているほか、天然ガス燃料火力発電所も4基運転している。(24日・インクワイアラー)
ファーストジェン クバオ地区に配電へ
2025/10/31
経済
クバオ地区にあるアリモールの外観(アラネタシティーのホームページより)




