複合企業大手サンミゲルの１～９月期決算報告によると、連結純益が前年同期比19％増の371億ペソ、連結総収入は同11％の１兆2000億ペソだった。発電、石油元売り、食品やビール各事業が好調だった。傘下のサンミゲル・フード＆ビバレッジの純益貢献分は同10％増の304億ペソ、売上は2911億ペソと同５％増加した。また、食肉や乳製品、粉末コーヒーなどを扱うサンミゲルフーズの売上も1343億ペソと同４％増加。さらに、ビール部門のサンミゲルブリュアリーの連結収入は1112億ペソと３％増。一方、発電部門のサンミゲル・グローバル・パワーは総収入が1536億ペソと同23％増加したほか、石油元売り部門のペトロンの総収入は6579億ペソと12％増加した。また、インフラ部門のサンミゲル・インフラストラクチャーの売上は270億ペソと８％増だったが、イーグルセメントなどセメント事業部門３社の連結売上は270億ペソと８％減少した。（12日・インクワイアラ―）