ケソン市の高齢者用の低価格住宅地で9日未明、火災があり、自室に置いてきた現金を取りに戻った70歳のフィリピン人女性が焼死した。ケソン消防署の調べでは、同住宅地の会議場から出火、入居者約300人が焼け出された。死亡した女性は「身の回りの物とお金を置いてきた」と周囲の制止を振り切って、部屋に戻ったという。同住宅地は、社会開発福祉省が運営し、身寄りの少ない高齢者が暮らしていた。(10日・Pトゥナイト)
70歳の女性、現金取りに戻り焼死
2001/01/11



