バギオ市長はこのほど、総額１億1,400万ペソに上るバギオ総合病院沿いの地下道建設事業計画に関し、緊急記者会見を開き、「山下財宝の回収が目的では」とのうわさを改めて否定した。交通量の多い同病院前の交差点付近に地下道を通す同事業は、旅行者らに利便さを提供するため計画された。日本からの政府開発援助（ＯＤＡ）を運用し建設資金に充てている。このほど環境天然資源省の許可も得て建設着手が決まった後、地元紙に同事業が「山下財宝」を探すのが真の目的という記事が相次いで掲載された。　　　　　　　　 （21日・テンポ）