29日午前、マニラ市サンパロクにあるファー・イースタン大学の構内で女性教授(28)が校舎七階から飛び降り、頭などを強く打ち死亡した。女性は有名なパランカ文学賞を受賞するなど若手詩人として有望視されていたマニンニン・クルス・ミクラットさん。マルコス政権時代に中国に亡命した詩人の父親に同伴し、中国で青少年時代を過ごした。中国語が堪能でアキノ元大統領の通訳を務めたこともある。最近、中国語で書いた詩をフィリピン語などに翻訳した二冊目の詩集を出したばかりだった。(30日・テンポ)
若手女性詩人が自殺
2000/10/01



