野党ラカスのブラガンザ下院議員はこのほど、クリスマスや年末年始に一時帰宅するフィリピン共産党の軍事部門、新人民軍(NPA)兵士への「不逮捕特権」付与を求める法案を提案した。法案は、12月1日─1月31日、自宅に帰宅中のゲリラを逮捕しないよう求めている。戦闘地域から自宅へ帰すことで、政府とNPAの「クリスマス停戦」の実効性を高めることが狙い。同議員は「年末年始を家族と過ごしたいのは国軍兵士もNPAも同じ。戦闘のないミレニアム(新千年紀)を迎えるため、兵士たちに安らかな休暇を」と話している。 (18日・Pトゥナイト)
共産ゲリラに安らかな年末年始
1999/12/19



