火山地震研究所はこのほど、マグニチュード7級の地震が起きた場合、大統領が執務を取るマラカニアン宮殿が建物ごと沈むおそれがあると警告した。同研究所によると、パシッグ川沿いにある同宮殿の建っている地盤は、液状化現象が起きやすいなど地震にもろいと指摘。マニラ湾沿いの埋め立て地に建つ上院議会場とともに政府の要注意建築物にあたるという。同宮殿では従来のシロアリ被害に加え、昨年6月30日、初登場したエストラダ大統領が音楽室を横切った際、天井のシャンデリアが落下、危うく大統領を直撃かという騒ぎもあった。(28日・Pジャーナル)
マラカニアン宮殿が地震で沈む?
1999/08/29



