16年前にアキノ元上院議員の暗殺を実行したとされるロランド・ガルマンを殺害した罪で実刑判決を受け、モンテンルパ刑務所に収監されている元国軍兵士15人は現在、疑心暗鬼となったり良心の呵責(かしゃく)に悩まされているという。同刑務所の信仰アドバイザーを務める神父によると、ガルマンに直接暗殺を指示したとされる主犯格の囚人房では夜半にすすり泣きがよく聞こえるという。また兵士たちが収容されている建物の壁には最近、「良心があるのなら真実を暴露せよ」と兵士の一部による主犯格の人物を非難する落書きが書かれた。(21日・テンポ)
ニノイ暗殺で良心の呵責?
1999/08/22



