パサイ市のマニラ国際空港でこのほど、入国ターミナルの税関職員の間で口げんかがあった。原因は到着客が無審査で税関を通過するために渡す、「わいろ」の取り合いらしい。米国人は10—20ドル、日本から帰国した比人海外就労者は1万円を旅券の間に挟むという。職員たちは到着した観光客らの前で「私の客だ」などと大声でお互いをなじり合っていた。騒ぎを起こした職員は厳重に注意された。 (4日・テンポ)
税関職員、空港で口げんか
1999/06/05



