ビナイ首都圏開発庁（ＭＭＤＡ）長官は、首都圏内のパシッグ川やその支流に溜まっているゴミの回収作業に当たる河川清掃隊を増強すると発表した。首都圏の１日当たりのゴミ排出量5,000トンのうち約27％の1,350トンが未回収で、その多くが河川に捨てられている状況という。現在、作業には400人が当たっているが、支流付近は不法占拠住民の住居が密集し、路地が狭いことなどから車両が進入できず、難航していた。河川のゴミは洪水を引き起こす要因のひとつとされている。（12日・テンポ）