マニラ国際空港で17日、マニラ市キアポ在住のフィリピン人男性(64)が太平洋戦争中に使用された銀貨を持ち出そうとし、逮捕された。調べによると、この男性は3,500万ペソ相当の銀貨46キロを干し魚などを入れたかばんに隠して、サウジアラビアに持ち出そうとした。搭乗前の荷物検査で発覚し、職員に3,000ペソを渡そうとしたが贈賄容疑で逮捕された。中銀法では、許可なく、1万ペソ以上の通貨や小切手などを持ち出すことを禁止している。(18日・Pトゥナイト)
46キロの銀貨持ち出しで御用
1998/08/19



