ケソン市警察（ＱＣＰＤ）は５日、イタリアで９年間逃亡していた殺人容疑者をパサイ市のニノイ・アキノ国際空港ターミナル３で逮捕した。容疑者の名前は「マリア」として仮名で伝えられた48歳の女性。２００２年７月、サマール州ボボンで発生した殺人事件に関与したとして、逮捕状が出ていた。事件発生から約９年間フィリピン警察は国際犯罪対策センター（ＰＣＴＣ）およびインターポールと連携し、容疑者の逮捕に向けて調査を続けていた。ＱＣＰＤの捜査官たちは、インターポールのレッド・ノーティスを受け、容疑者を発見。夜11時ごろ、容疑者を逮捕したという。現在、容疑者はＱＣＰＤの犯罪捜査・逮捕ユニットに拘束されている。(８日、Ｐ・ジャーナル)