ヌエバビスカヤ州警察本部は2日、同州バンバン町で、押収した自動車の返還のための料金として不正に金銭を要求していた職員5人を恐喝罪で逮捕したと発表した。逮捕されたのは同州陸運局に所属する29歳~42歳までの男性職員5人。5人は押収した自動車の持ち主に返還料として20万ペソを要求した上で、「即時解決金」2万5000ペソを提示。さらに4万ペソに釣り上げて要求していた。また、他の自動車からも「摘発されないための料金」として1000ペソから2000ペソ不正に徴収していた。警察はおとり捜査で現行犯逮捕。おとり紙幣のほか、拳銃や麻薬のようなものを押収した。(3日・ピリピノスターガヨン)
陸運局職員が職権乱用し不正に金銭を要求
2025/09/04
