ベンゲット州ラ・トリニダード町のオルガノ農業担当官は1日、イチゴ栽培技術「レイズドベッド」の導入により、イチゴ生産量が3倍増加するとの予測を示した。レイズドベッド法を用いると、苗がより高い位置で育てられ、風通しと日当たりが良くなる。生産量は1・5キロになり、露地栽培での従来の生産量300~500グラムから増加が見込まれる。初期費用は、1平方メートルの栽培設備を10平方メートルの敷地内に設置する場合、1万ペソの見込み。レイズドベッド法の導入に際し、政府から助成金を受け取れる可能性もある。オルガノ氏は「初期費用は高いが、高い収益性が見込める」と話した。(4日・ピープルジャーナル)
イチゴ生産量3倍期待
2025/08/05
