国家警察アンティポロ署はこのほど、麻薬取引容疑で逮捕した容疑者が殺し屋だったことが判明したと発表した。同署が逮捕したのはパブロ容疑者（40）。アンティポロ市サンロケで18日、警察は麻薬の運び屋をしていたとして、オートバイのヘルメットをもって歩いていた同容疑者の身柄を拘束。警察官が近づいた際に容疑者は身につけていたポシェットを投げつけた。その中には、100グラム（68万ペソ相当）の覚醒剤が入っていた。逮捕後の取り調べで、同容疑者は、殺し屋も務めていたことを自白。所属シンジゲートの麻薬取引で、売上を上納しなかったメンバーを殺害する役割を担っていることを明かした。容疑者はこれまでに複数件の殺害に関与したとして、警察は捜査を進めている。（21日・テンポ）