5月31日午後5時ごろ、ケソン市ノバリチェスの路上で乗車拒否をしたタクシー運転手の男性(31)が、乗客の警官に撃ち殺される事件が起きた。首都圏警察中部本部の調べでは、リサール州警察本部に務める警官は同市フェアビューの路上で妻や子供と一緒に男性が運転するタクシーに乗り込んだ。車がしばらく進んでから警官が同市バゴンシランガンに行くよう運転手に告げると、運転手は「遠いので行かない」と乗車拒否。口論の末、乗車拒否容疑で逮捕しようと警官がけん銃を取り出した。2人でもみ合っている最中に発砲し体に数発の銃弾を受けた男性は即死、警官も腹部に銃弾を受けて負傷、同市内の病院で治療を受けている。(2日・ピリピノスター)
乗車拒否のタクシー運転手が撃ち殺される
2002/06/03



