サンバレス州の住民が同州知事に対してこのほど、同州の賭博(とばく)王に収益金の一部を寄付させるように求めた。寄付金はピナトゥボ山の噴火被災者の生活改善に充てる。賭博王は違法賭博で1日12万から22万ペソの多大な収益を上げているといわれている。同州では1991年の同山噴火後に起きたラハール(泥流)の大量流出で多くの住民が移住を強いられ、依然、農地不足や家屋不足に悩まされている。(9日・テンポ)
ギャンブル王は被災者に献金を
2001/09/10



