セブを拠点とする上場発電事業者ＳＰＣパワーの子会社はこのほど、パナイ島とボホール島におけるバッテリー・エネルギー貯蔵システム（ＢＥＳＳ）の設備納入および建設請負事業を中国企業２社と締結した。受注したのはＢＥＳＳ設備を納入するBeijing Hyperstrong Technology Co.Ltd.とＥＰＣ契約を結んだChina Communications Services Philippines Corporation (CCSPC)の２社。イロイロ州ディングル町における蓄電容量100メガワット時のＢＥＳＳ事業、およびボホール州タグビララン市における同60メガワット時のＢＥＳＳ事業で、いずれも10月中着工、2026年までに商業運転を開始する予定。（21日・マニラスタンダード）