国内建設大手のメガワイド・コンストラクションは20日、比証券取引所に対し、バギオ市統合バスターミナル（ＢＣＩＴ）建設事業に関する建設請負業者を選定する入札手続きを経て、同市から受注したことを明らかにした。事業費は12億ペソで、2027年に開業予定。１日当たりバス400台と乗客２万５千人を収容することが可能だという。山岳地帯の観光都市であるバギオは年々交通渋滞が深刻化しており、市内の渋滞を緩和させるためマルコスハイウェー沿いに統合バスターミナルを建設する事業計画をメガワイドが2019年から同市に提案してきた。今年６月にバギオ市議会から原提案者資格を認められ、対抗入札を経た上で、受注が決まった。（21日・インクワイアラー）