国内モール運営最大手のＳＭプライムホールディングスは15日、今月17日にラウニオン州サンフェルナンド市に国内89カ所目となるモール施設、ＳＭシティ・ラウニオンを開業させると発表した。同社のルソン地方北部におけるＳＭモールとしては９カ所目。総床面積が５万1000平方メートル以上で、全店舗スペースの８割はすでに入居が決まっているという。同モールの特徴としては、野外に1348平方メートルの面積を持つ特設イベント会場が設置されていることだという。ラウニオン州のサンフェルナンド周辺はサーフィンのメッカとして知られる海岸線が拡がっているが、同社のリム社長は「ラウニオン州はサーフィンの首都というだけでなく、活気あるライフスタイルと豊かな文化を反映する小売センターとしての役割も果たす」と商業施設の発展に期待を示した。（15日・インクワイアラ―）