国内通信最大手ＰＬＤＴのダニー・ユー最高財務責任者はメディアに対し、2026年度の資本支出額について、総収入の30～32％まで抑制するとの見方を示した。総額にして500億ペソ台に抑える方針で、2025年の資本支出計画630億ペソから削減する方針。ＰＬＤＴは2020年から24年までの５年間で設備投資など通信事業の能力拡大に向けて資本支出を大幅に引き上げ、総額4210億ペソまで資金を投入してきた。しかし、2023年から24年にかけて資本支出の対総収入割合を42％から38％に減速させるなど支出を抑える方向に舵を切っている。（18日・スター）