メキシコ系セメントメジャーの比子会社、セメックス・ホールディングス・フィリピン（ＣＨＰ）は、子会社のアポセメントとソリッドセメントの２社がそれぞれの商標を買い取ることで合意したと明らかにした。ＤＭＣＩホールディングスやセミララ・マイニング＆パワーは、比国内で４位のセメントメーカーであるＣＨＰにセメックスアジア社が所有する89.86％株式を３億560万ドルで買収することで合意したばかりで、24年末までに買収手続きを完了させる予定。セメックスアジアはアポランド＆クアーリーとアイランド・クアーリー＆アグレゲーツにそれぞれ40％出資しており、アポセメントやアイランドセメント、リサールセメントなどの商標権の行方が注目されていた。（16日・マニラブレティン）