マルコス大統領は米の輸入禁止措置を12月末まで2カ月間延長した。ラウレル農務相が2日に明らかにした。3日に正式な大統領令が発令される見込み。大統領は米の収穫期を控え、農家渡し価格が下落するのを防ぐため大統領令93号を発令して9月1日から10月31日まで2カ月間のコメ輸入禁止措置を命じていた。籾米価格は現在、米どころのイサベラ州とヌエバエシハ州で1キロ当たり13~14ペソと、コメ輸入禁止措置が布告される直前に記録されていた同8ペソという低水準からある程度回復している。しかし、コメの生産費用は同12~14ペソともいわれており、まだ十分な収益が出る水準までは上昇していない。(2日・インクワイアラー)
コメ禁輸延長25年末まで
                                    2025/11/4
                                    経済
                                
                            
                                        田植え機を使う農民=農務省提供
                                    
        
                                
                                    
                                    
                                    
                                    
                                    

