マニラ電力(メラルコ)の発電事業子会社のメラルコ・パワージェン(MGEN)はセブ州トレド市における出力49メガワットのバッテリーエネルギー貯蔵システム(BESS)建設事業を中国系企業2社に発注したことを18日、記者会見で明らかにした。受注したのはコンテンポラリー・アムペレックス・テクノロジーとSUMECコンプリート・イクイップメント&エンジニアリングの2社。9月中に着工し、25メガワット分の出力を持つ第1期事業が2026年までに完工予定。残りの24メガワットの出力を追加する第2期事業は2027年までの完工を目指す。トレドBESS事業が完成すればビサヤ地方における配電グリッドを強化するとして電力市場関係者から期待されている。(19日・スター)
中国企業2社が BESS事業受注
2025/9/22
経済
