政府の保険委員会は自動車所有者に加入を義務付けている自賠責保険(強制保険)の保険料や補償限度を改定する通達草案を策定し公表した。同草案によると、タクシーやジプニー、ミニバスなどの公共交通機関の車両の場合、自賠責保険の保険料が従来の1100ペソから1686ペソ40センタボに53%引上げられるほか、観光客向け車両も現行の740ペソから1134ペソ49センタボに53%引き上げられる。バス車両も1450ペソから1632ペソ27センタボに13%引き上げる。また、オートバイやトライシクル、トレーラーの場合250ペソ、大型商業車両の場合1200ペソにそれぞれ維持される。一方、補償金限度額は現行の20万ペソから40万ペソに2倍に引き上げられるほか、死亡時の埋葬・葬儀費用を含む補償金も20万ペソから40万ペソに引き上げられる。(6日・スター)
自賠責保険改定案 保険委員会が策定
2025/7/8
経済