不動産開発新興のダブルドラゴンは３日、個人投資家向けリテール債（償還期限７年）の発行を開始した。年利は7.77％で、最小購入価格は５万ペソ。昨年発表していた総額300億ペソの社債発行プログラムの第２回目で、100億ペソ分を２月14日まで募集する。同社が今年度に予定しているリテール債発行は今回だけで、次回３回目は2026年を目標にしている。同社はコンドテルブランドのホテル101を昨年から海外展開強化しており資金調達を拡充している。一方、同社は産業用倉庫事業部門子会社のセントラルハブ・インダストリアル・センターズを今年中に上場させる計画も明らかにしている。上場が実現すれば国内で初の産業用不動産投資信託企業による上場となる。セントラルハブは現在、総面積60.57ヘクタールの産業用地を所有するが、その中にはジョリビー・フーズの国内最大のセントラルキッチン施設も含まれる。（５日・インクワイアラ―）