ルシオ・タン氏が率いるＬＴグループのアルコール飲料・スピリッツ製造部門、タンドゥアイ・ディスティラーズは25日、今年上半期の決算報告を行い、販売価格の引き上げと経費削減策が奏功し、純益が13億6000万ペソと前年同期比倍増し、総収入も152億5000万ペソと同４％増加したと明らかにした。販売費が126億2000万ペソと前年並みだったほか、営業経費が８億8600万ペソと同16.4％縮小した。同社はラム酒など蒸留酒部門では比国内の市場占有率が今年上半期に38％と前年同期の33％からさらに上昇するなど好調で、これまでもっぱら米国に輸出していた高級ラム酒ブランドの販売を比国内にも拡大すると発表している。（26日・インクワイアラー）