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ビコール産に注目 カカオ産業開発計画

2025/8/27 経済
カカオ豆(C)写真AC

ラウレル農務相は、カカオ産業開発ロードマップの更新作業を行っているとした上で、特に気候や土壌が適しているビコール地域で収穫されるカカオ豆を国際的なブランドに引き上げることを目指していることを明らかにした。マルコス大統領は高付加価値作物の開発プログラムを強化するよう指示しており、品質の高いカカオ豆の収穫高を引き上げるプログラムの実施を目指す。昨年のカカオ生産高は17億8000万ペソと23年比で49%増と大幅に拡大。国際市場におけるカカオ取引価格は昨年、1トン当たり1万2000ドルと22年比で4倍近くまで高騰している。特に気候変動の影響でアフリカ産のカカオ豆の収穫量が激減しているほか、欧州連合が森林消失地域からのカカオ豆輸入を制限し始めたことから価格が高騰しており、気候レジリエントの高い比産カカオ豆に注目が集まりつつある。同省は最近、アルバイ州に拠点を持つアレア・チョコレート社をビコール州の中核加工業者として認証している。(25日・スター)

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