農務省は現在、ハト麦の増産に向けてミンダナオ地方北部にある生産農地を拡大させることを計画している。同省の北部ミンダナオ農業穀物畜産物研究所（ＮＭＡＣＬＲＣ）が、需要増を見越してブキドノン州マライバライ町ダルワンガンにある農地約２ヘクタールでハト麦の種苗生産を行っているが、これをさらに拡張させる。同研究所は同州のほかに、北ラナオ州や西ミサミス州、東ミサミス州などに種苗生産農地を所有している。ハト麦はシリアルや菓子類、石鹸やワインなどの原材料として注目されている。（22日・スター）