財務省は19日、ジョクノ財務相とクマラン在比インド大使がフィンテック分野で比印の２カ国が協力することを盛り込んだ覚書に署名したと明らかにした。インドの財務省経済問題部署と比財務省がそれぞれ共同代表を務める作業部会を結成することが覚書の柱となっている。ジョクノ財務相は「インドがデジタル技術を得意としている一方で、比は若くテクノロジーに長けた人材が多い。両国が協力することでビジネスや財務分野に関するフィンテックの開発でベストな議論を進められる」と協力による相乗効果を強調している。（19日・ビジネスワールド）