国内通信大手のPLDTはこのほど、グーグルのXムーンショット・ファクトリーが開発した光ビームを利用した次世代インターネット通信システム「Taara」を比国内で初めて試験導入すると明らかにした。従来の光ファイバーケーブルインフラや衛星インターネットに代わるレーザー光を使ったワイヤレス光通信で、光ファイバーケーブルの敷設が難しい僻地においても最大20キロメートルの距離で毎秒20ギガバイツもの高速データ通信が容易に構築できるという。PLDTは今回、Taaraのレーザー通信基地をリサール州タリム島とイサベラ州ディパルダ町、そしてケソン市のバゴンパグアサ地区の3か所に設置する予定で、今後1年以上かけてこの次世代インターネット技術の有効性を評価する。(2日・マニラタイムズ)
次世代インターネット通信 PLDT導入へ
2025/9/3
経済
