コンスンヒ財閥系鉱山開発会社DMCIマイニングの子会社ベロン・ニッケル・コーポレーションは、環境天然資源省との間で鉱物生産分配契約(MPSA)を締結した。パラワン州アボルラン町の2100ヘクタールの土地にあるロングポイント鉱山事業計画で今後25年間にわたりニッケル鉱脈の探査および開発、鉱物資源の利用が可能となり、さらに25年間の延長もできる。ベロンニッケルはロングポイント事業にすでに10億ペソを投資。早ければ10月から操業を開始する計画で、既存の環境適合証に基づき年間100万トンの生産能力を持つ。ベロンニッケルはパラワン州ケソン鉱山で2006年からニッケルを採掘していたが2021年に資源が枯渇し、23年に操業を完全停止している。(13日・スター)
ニッケル鉱山開発で DMCIが分配契約
2025/8/14
経済