国内モール運営大手のSMプライム・ホールディングスは11日の声明で、首都圏マンダルーヨン市にある大規模商業施設「SMメガモール」の拡張事業について、施設の拡張やエネルギー効率を高めたりするほか、公共交通機関の乗り入れをアップグレードするなど大規模な再開発事業に総額70億ペソを投資する方針を明らかにした。マルチフェーズで2027年から29年にかけて完成させる計画で、シンガポールのジュエル・チャンギ国際空港やバンコクのアイコン・シアムなどの設計で知られる英国の建築設計会社、べノイ社の設計デザインを採用する。新たな再開発事業の中心デザインは「クリスタル・アイランド」のコンセプトとなっており、2万平方メートルの小売賃貸しスペースを持つ新たなモール施設を開発するほか、雨水回収装置や昼間の日照を取り入れる屋根設計、太陽光発電などグリーン技術を大幅に取り入れる。(12日・スター)
SMメガモール 大規模再開発へ
2025/8/14
経済