コンテナ港運営事業者大手ICTSIは5日にプレスリリースを発表し、今年1~6月期の連結純益が前年同期比15%増の4億8384万ドルまで拡大し、過去最高を更新したことを明らかにした。フィリピン国内や世界各地における事業拡張で同期の貨物取扱量合計が699万TEUと前年同期比11%拡大、連結総収入も同14%増の15億1000万ドルまで拡大した。EBITDA(利払前・税引前・減価償却前利益)も同15%増の9億9054万ドルを記録した。同社のエンリケ・ラソン会長兼社長は「貨物取扱量が11%拡大し、1株当たり利益も17%上昇したという顕著な成長を成し遂げたことは、我々の成長戦略の成功とビジネスのレジリエンスを示している」と歓迎している。同社は1~6月の資本支出が2億3198万ドルで、国内やメキシコ、コンゴ共和国などでの拡張事業に投入している。(5日・ICTSIプレスリリース)
ICTSI純益15%増の4.8億ドル
2025/8/7
経済