実業家アンドリュー・タン氏が率いる不動産開発大手メガワールドは5日、証券取引所に決算報告を行い、今年1~6月期の連結純益が120億9000万ペソと前年同期比23%増加し、上半期ベースで過去最高を更新したことを明らかにした。連結総収入も430億9000万ペソと同10%増加している。コンドミニアムや分譲住宅など不動産物件の売上が271億2000万ペソと同9%拡大したほか、事務所ビルの賃貸収入も新規物件の拡大で74億ペソと同17%増加した。また、モール運営事業収入も客足の伸びが好調で、33億3000万ペソと同10%増加した。ホテル事業収入は28億1000万ペソと同19%拡大している。同社のルールデス・アルフォンソ社長兼CEOは「たとえ困難な環境であっても卓越したパフォーマンスを達成できるよう注力している」と自信を示した。(5日・インクワイアラー)
メガワールド上半期純益が過去最高
2025/8/7
経済