ゴコンウェイ財閥傘下の食品製造部門、ユニバーサルロビナはバタンガス州マルバール町で昨年着工したメガ食品加工工場を完成させるために総額100億ペソ以上を投入する計画。今年中に第1期事業分を稼働させる予定。屋根設置型太陽光発電施設や雨水回収装置、排水リサイクル装置なども装備する。来年以降も15年間ほどかけて拡張工事を行い、総面積30.7ヘクタールの用地に直接・間接従業員合わせて3千人規模の工場を操業させる。同社はまた、昨年12月にケソン州サリアヤ町で稼働開始した日産3500トンの能力を持つ新規製粉工場を操業中で、総額54億ペソを投入している。同製粉工場の操業で、同社の製粉能力は50%以上拡大している。同社は国内向けにグレートテイストやC2、ピアットスやクリームOクッキーなどの著名菓子・飲料ブランドを生産・販売しているが、ASEAN向けにもティボリやファンーOなどの著名ブランドを生産販売している。(20日・スター)
ユニバーサルロビナ バタンガスで事業拡張
2025/5/22
経済