ルシオ・タン氏が率いるLGグループの1~3月期決算によると、連結純益は72億4000万ペソで前年同期比13%増加した。たばこ事業と銀行事業が好調で、過去12年で最高水準の純益だった。拡大商銀大手フィリピン・ナショナル・バンク(PNB)の純益貢献分が34億2000万ペソと前年同期比47%増加したほか、フォーチュン・タバコ(FTC)の純益貢献分も28億ペソと同39%増加した。資産額で国内8位のPNBの純益は単体では61億ペソと同15%拡大している。また、スピリッツ醸造部門のタンドゥアン・ディスティラーの純益も5億2800万ペソと2倍に増加し、売上も72億ペソと同20%増加した。また、ビール醸造部門のアジアブリューワリーも純益が1億7800万ペソと同15%増加し、不動産部門のイートンプロパティーズの純益も1億4400万ペソと同24%増加した。(14日・インクワイアラ―)
LTグループ純益 13%増の72.4億ペソ
2025/5/16
経済