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カミンスカス容疑者を送還 日本で逮捕、事件解明へ

2019/1/12 社会
黒いマスクと白い野球帽を被り入国管理局職員とメディアに囲まれながら出国手続きに進むカミンスカス操容疑者=午前10時15分ごろ、首都圏パサイ市のマニラ空港で森永亨撮影

積水ハウス「地面師」事件でカミンスカス操容疑者が11日、日本に送還された

 積水ハウスが都内の一等地の売買をめぐり約55億円の被害を受けた「地面師」事件で、警視庁から国際手配され、首都圏パサイ市で拘束されたカミンスカス操(旧姓小山)容疑者(59)が、11日午後、日本に送還された。同容疑者は機内で日本側に身柄を引き渡され、午後7時ごろ、到着した羽田空港で偽造有印私文書行使容疑などで警視庁捜査2課に逮捕された。

 カミンスカス容疑者は同日朝にタギッグ市の収容施設を出所、マニラ市の入国管理局本部で手続きを済ませた後、午前10時15分ごろにマニラ空港に着いた。

 到着時には多くの報道陣が詰め掛け、カミンスカス容疑者が差し出されたテレビ局のマイクに対し何かを答えようとすると、付き添いの入管職員が帽子のつばを押さえつけるように制止、同容疑者は手を引かれながら小走りに出国手続きに進んだ。

 カミンスカス容疑者は事件のリーダー格とされ、昨年12月19日、日本大使館に出頭した際に比入管職員に拘束されていた。

 同容疑者は日本で逮捕状が出る直前の10月、比に入国して以来約2カ月、行方が分からなくなっていた。

 同事件をめぐっては16人が詐欺などの容疑で逮捕されており、カミンスカス容疑者の逮捕は17人目となった。(森永亨)

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