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国軍は２日、ミンダナオ地方南ラナオ州でトラック25台分の違法伐採の丸太を押収した。国軍によると、丸太は同州カパイなど三つの村にある七つの製材所で見つかった。アキノ大統領は昨春、特別布告（23号）を発令し、台風などによる洪水や崖崩れの原因となる木材伐採を禁じた。同部隊もこの禁止措置を木材業者らに順守させるために設けられた。
違法伐採問題に詳しい北ダバオ州タグム市のウイ市長は「伐採禁止令は守られていない」と話す。また山岳地帯にある複数のバランガイ（最小行政区）が、違法伐採に関わっているとして、その名を列挙。違法伐採問題を担当する環境天然資源省の中にも違法業者に便宜を図っている者がいるとも指摘した。（４日、インクワイアラー）
