日本で耐震強度偽装が発覚する中、ギルバート・ユー氏ら比建築家4人がこのほど、国内の建設現場には粗悪な建設資材が出回っていると警告した。同氏らによると、比ではコスト引き下げのため、パイプやブロック、鉄筋などの粗悪品が流通しているばかりか、ビルが崩壊すると、施工者ではなく設計者に責任が押しつけられるという。比では1968年の地震でマニラ市ビノンドにあったルビータワーが崩壊、2004年にもビノンドで築5年の商業ビルが自壊した。(24日・スター)
econoTREND
2005/12/27
社会