米格付け会社ムーディーズの上級アナリストはこのほど、比最高裁による付加価値税増税法の合憲判決だけでは、比の長期外貨・自国通貨建て国債の格付け引き上げは時期尚早との判断を示した。比財政状況がぜい弱で、政治状況も不透明なため。ムーディーズは2月に比国債格付けを「投機的で信用リスクの高い」のB1に2段階引き下げている。 (6日・ブリティン)
econoTREND
2005/9/9
社会