財務省21日の発表によると、政府系企業民営化計画ではことし最大の事業である比ナショナル銀行(PNB)の政府保有株売却に対し、すでにバンク・オブ・フィリピン・アイランズ(BPI)など10銀行が応札の意思を示した。政府はルシオ・タン財閥と国内商銀第5位のPNB発行株式の45%ずつを所有している。売却が成功すれば約160億ペソの臨時収入となり、付加価値税増税の差し止めによる歳入減を埋め合わせる額となるという。入札は8月12日の予定。(22日・インクワイアラー)
econoTREND
2005/7/26
社会