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アロヨ大統領の携帯電話盗聴問題など政治の不透明感が強まる中、英債券格付け会社フィッチは29日、フィリピンの外貨建ておよび国内通貨建て長期国債格付けの見通し（アウトルック）を「安定的（ステーブル）」から「悲観的（ネガティブ）」に引き下げる予定はないとの判断を明らかにした。同社幹部は「政治スキャンダルがまだ財政改革の実行に影響を与えていない。アロヨ大統領は危機から脱却できそうだ」との見解を示した。（30日・トリビューン）
econoTREND
2005/7/1
社会
