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台風ヨランダ(30号)

2014/3/14 気象・災害

アキノ大統領、公開討論会で質問した高校生に、被災直後の政府支援の遅さを初めて謝罪

 アキノ大統領は13日、首都圏マニラ市の私立高校での公開討論会で、台風ヨランダ被災直後の政府支援の遅さについて質問した高校生に対して、「迅速に対応できなかったことを謝罪する」と述べた。台風襲来直後の政府対応について、アキノ大統領が謝罪するのは2013年11月の被災後初めて。

 アキノ大統領に質問をしたのは、壊滅的な被害を受けたビサヤ地方レイテ州タクロバン市で被災し、現在、首都圏に避難している男子高校生。高校生は自身の被災体験に触れながら「支援が届くまで3日かかった。タクロバン市の市民を政府が援助するまで、なぜ長い時間がかかったのか」と大統領に疑問をぶつけた。

 この質問に対しアキノ大統領は、生徒に対応の遅さを陳謝した上で、「歴史的に例のない、未曽有の台風の規模だった」と弁明した。大統領はまた、台風直撃前にロハス内務自治、ガスミン国防両長官をタクロバン市に派遣し、災害に備えたが「空港や港が壊滅的な被害を受けた上、通信手段も遮断されていた」と指摘し、支援が遅れたことに理解を求めた。

 台風襲来から約1カ月が経過した昨年12月9日、タクロバン市のロムアルデス市長は上・下両院監督委員会の聴聞会で、台風直撃後48時間の政府による人命救助支援が皆無だったと、アキノ政権の対応を非難した。しかし、大統領府は政府は必要な支援を段階的に実施してきたと強調し、謝罪はしなかった。

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