
シャベルカーに乗れた


「EXTREME DIAMOND」には、メンバーが「クセが強い作品」「IS:SUEならではの色が出ている」と語る通り、それぞれ異なるカラーを持つ全4曲を収録。リード曲「SHINING」には、“自分らしくあること”をテーマに、統一性が求められる社会の中でも自分だけの色や価値観を貫き、周囲を照らしていくというメッセージが込められている。今回のイベントには、抽選で選ばれた約150名のREBORN(IS:SUEファンの呼称)が集結。高橋茂雄(サバンナ)を司会に迎え、シングル制作やミュージックビデオ撮影の裏話を交えたトークがリラックスしたムードで展開された。
IS:SUEは、「SHINING」のMVやジャケット写真でも着用したブラックドレス姿で登場。冒頭ではメンバーの挨拶に続き、「SHINING」のMVとビハインド映像が上映された。MVのお気に入りパートについて、NANOはダイヤモンド型のレーザーの“中”でダンスするパート、YUUKIはシャベルカーに乗りながら歌うパートを挙げる。RINOは、YUUKIがたたずんだシャベルカーのシャベル部分に乗り込めたことがうれしかった、と笑顔で振り返った。なおこのビハインド映像はIS:SUEのYouTubeチャンネルにて後日公開予定だ。
普段はボケボケボケボケで……


続く質問コーナーでは、事前にREBORNから寄せられた質問にメンバーが回答。「あまり知られてないほかのメンバーの“WarningでShining”な魅力は?」という問いに、NANOは「ツッコミがいない!」とコメントし、ほかの2人もこれに頷く。「IS:SUEが気になっている人に伝えたい推しポイントは?」という質問には、RINOが「ステージ上とのギャップに沼ったらおしまい!」と力強くアピール。「私たち、ステージではクールな感じなんですけど、普段はボケボケボケボケでボケ倒してる3人なので」と補足し、独特なワードセンスで会場を和ませた。
「収録曲の中でお気に入りの歌詞は?」という質問では、YUUKIは「NO Game Over」の最後の「ありがと」というNANOのパートを選び、「ライブでオンニがこのパートをどう表現するか楽しみです」とにっこり。またNANOは「Starstruck」の「追いかけたくなるでしょ? Let me shine」、RINOは「Love MySelf」の「きっと大丈夫私だから」をそれぞれ挙げた。なお3人はその場で該当パートをそれぞれ実演。客席からは悲鳴に似た歓声が上がった。
時価10億円のティアラ“戴冠”


イベント後半では、「10億円ティアラ争奪戦!エクストリームクイズ」と題したゲーム企画も行われた。これは新シングルにまつわるクイズに挑戦し、最も高得点を獲得したメンバーが“時価10億円”とされるティアラを手にするというもの。挙手には「エレガントさ」が求められ、メンバーはそれぞれファビュラスなポーズでアピールし、会場の笑いを誘う。最終的にYUUKIがゲームに勝利し、「絶対落としちゃいけないやつだ……」と緊張しながら、黒スーツのスタッフ数名に囲まれ、慎重にティアラを“戴冠”された。
またトーク中にはアクセサリーにまつわるエピソードも。高橋が「みんなでアクセサリーを買いに行ったりするの?」と尋ねると、メンバーは「お買い物よりごはんに行くことが多い」「支払いは1人がまとめて、あとからPayPayで精算しています」と庶民的な一面も披露。その後は、食事の店選びはリーダーのNANOが担当することが多いという話題から、リーダーに関連したトピックとして、高橋から「NANOに怒られたことはある?」という素朴な質問が投げかけられる。するとYUUKIが名乗りを上げ、「私は寝坊グセがあって……頻度は不定期なんですけど、けっこう大事な日にやっちゃうことが多くて。それで1回、気をつけたほうがいいよって優しく注意してくれました」と告白。「最大で2、3時間くらい(寝坊を)やったことがあります……。マネージャーさんから十何回くらい電話が入ってまして、本当に死ぬほど反省しました」と懺悔した。
期待に応えたREBORNの掛け声



終盤には、IS:SUEはスタンドマイクを使って「SHINING」を生パフォーマンス。曲前に「ぜひ応援のコールをしてもらって……」と曲中の掛け声を求めたメンバーの期待に応えるように、REBORNは声をそろえたコールで3人のパフォーマンスに華を添えた。
パフォーマンス後には、メンバーそれぞれがREBORNに感謝の言葉をコメント。YUUKIは「これから3rdシングルを引っ提げて、みんなのもとへたくさん会いに行くので楽しみにしていてください。大好きです!」、NANOは「こうやって一緒にMVを見る機会が毎回あったらうれしいなと思っているので、次作でもできるといいなって。6月には私たちの2度目のファンコンサートも控えてますので、皆さんぜひ楽しみにしててください!」とファンに微笑む。最後に挨拶したRINOは「『SHINING』以外の3曲も私たちの魅力が詰まっているので、ぜひ『EXTREME DIAMOND』をたくさん愛してください!」と呼びかけ、REBORNとの特別な一夜を締めくくった。
協力:エクセルコ ダイヤモンド(着用ティアラ「シューペルプ」)
提供元:音楽ナタリー