
「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」は島田依史子の著作「信用はデパートで売っていない 教え子とともに歩んだ女性の物語」を原案として物語が構築された映画。“夢に迷う孫”と“夢を見つけた祖母”が紡ぐ、人生のふとした喜びを描く家族の物語だ。突然一緒に暮らすことになった大学生の拓磨と祖母の文子。そのうえ、文子は拓磨と同じ大学で学ぶことになる。そして亡き祖父・偉志の手帳に記されていた不思議な数式をきっかけに、さらなるサプライズがもたらされる。
豆原が演じるのは祖母との日々の中で夢を見つけていく大学生・拓磨。コーヒーにだけはこだわりがある、少し頼りなくて優しい青年だ。市毛はピュアな好奇心を解き放ち、若い頃の夢だった「学び」を楽しんで世界を広げていくチャーミングな祖母・文子を演じる。本作に対し、豆原は「自分の中ですごい挑戦で、色々なことを考えながら、そして悩みながら作り上げた作品になりました」「この作品を通して、誰かを思うことや学ぶことの楽しさを感じてもらえると嬉しいです」とコメント。市毛は文子という役について「彼女の走り出した先に見えたのは、私も目指していきたい、信じ続けていきたい未来でした」と語っている。
YouTubeでは特報が公開されている。
豆原一成(JO1)コメント

やっと皆さんに情報解禁することができて本当に嬉しいです。
自分の中ですごい挑戦で、色々なことを考えながら、そして悩みながら作り上げた作品になりました。名だたる役者の皆さんや、素晴らしい監督と一緒にできたことが本当に嬉しかったですし、自分にとってすごく成長できたと思います。この作品を通して、誰かを思うことや学ぶことの楽しさを感じてもらえると嬉しいです。
楽しみに待っていてください。
市毛良枝 コメント

幸せってなに? 私は幸せなの? きっと誰もが考え、悩んだことがあるのではないでしょうか。
当たり前の日常に幸せを感じていた文子さん。突然夫を亡くしうつろになってしまいます。でも夫の遺したものから彼女は一歩踏み出し、新たな世界を見つけていきます。それは亡き夫の思いを探る旅でもありました。
我々世代がこれからを考えるとき、避けては通れない老後の生活。新しい体験をする文子さんに叱咤激励されつつ、暑い中での撮影を終えました。
彼女の走り出した先に見えたのは、私も目指していきたい、信じ続けていきたい未来でした。挑戦を怖がらない。人はいくつになっても変われる。そして学びは楽しい。
提供元:音楽ナタリー