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ヤバイTシャツ屋さん、今年もスペイン村ライブ大成功「俺たちが三重にロックフェスを定着させる」

2025/5/12 日本エンタメ

ヤバイTシャツ屋さんが5月10、11日に三重・志摩スペイン村パルケエスパーニャにて、初の主催野外フェス&野外ワンマンライブ「ヤバイTシャツ屋さん “Tank-top Festival 2025” in 志摩スペイン村」(以下「タンクフェス」)を開催した。

ヤバイTシャツ屋さんが5月10、11日に三重・志摩スペイン村パルケエスパーニャにて、初の主催野外フェス&野外ワンマンライブ「ヤバイTシャツ屋さん “Tank-top Festival 2025” in 志摩スペイン村」(以下「タンクフェス」)を開催した。

「ヤバイTシャツ屋さん “Tank-top Festival 2025” in 志摩スペイン村」DAY1集合写真。(Photo by Yukihide [JON...] Takimoto)
【パレード?】「THE FIRST SLAM DUNK」ED曲ヒットした10-FEETはフロートに乗って登場
「ヤバイTシャツ屋さん “Tank-top Festival 2025” in 志摩スペイン村」の様子。(Photo by Yukihide [JON...] Takimoto)

昨年に続き2回目の開催となる志摩スペイン村を貸し切って行われた「タンクフェス」。今回は、1日目は瑛人岡崎体育キュウソネコカミ10-FEETをゲストに招いたフェス「WACHA-WACHA SHOW」、2日目はワンマン「ONE-MAN SHOW」という形式で開催され、2日間で約1万6000人を動員した。昨年も好評を博した志摩スペイン村とのコラボもパワーアップ。グッズでのコラボはもちろんのこと、フードにはオムライスやポップコーンも登場し、パーク内にはヤバTコラボのポップコーンバケットを持った顧客(ヤバTファンの呼称)の姿も見られた。

志摩スペイン村愛と後輩愛にあふれた10-FEET

フロートに乗って登場した10-FEET。(Photo by Yukihide [JON...] Takimoto)

1日目のトップバッターを飾ったのは、ヤバTの所属事務所・BADASSの先輩である10-FEET。メンバーが志摩スペイン村のパレードフロートに乗って登場するという、昨年のヤバTをオマージュした形で入場し、オーディエンスを沸かせた。ステージにたどり着いた彼らは「VIBES BY VIBES」や、ヤバTがカバーしたことでも知られる「JUST A FALSE! JUST A HOLE!」を披露。MCでは志摩スペイン村愛を炸裂させ、NAOKI(B, Vo)は「ヤバTに唯一誇れるとこ! ヤバTより来てる!」とヤバTに“志摩スペイン村マウント”を取って会場の笑いを誘った。10-FEETは「もっと! もっとあつまって!『あつまれ!パーティーピーポー!』」と観客に呼びかけ、ヤバTの代表曲「あつまれ!パーティーピーポー!」をカバー。先輩による後輩楽曲カバーに観覧エリアは大いに沸いた。終盤で10-FEETは「あと4分ある! ヤバTなんかリクエストある?」とヤバTにリクエストを募り、それに応えて「goes on」を演奏。ヤバTもステージに飛び入りし、こやまたくや(G, Vo)もギターを高らかに鳴らした。

瑛人の号令でシベレス広場に響き渡る「トゥルトゥットゥ」

瑛人(Photo by Yukihide [JON...] Takimoto)

リハーサルでヤバT「ハッピーウェディング前ソング」をカバーした瑛人。ヤバTが対バンツアーに瑛人を招いたり、瑛人がラジオでの結婚報告時に「ハッピーウェディング前ソング」を選曲するなど、2組は相思相愛な関係だ。瑛人のステージは志摩スペイン村のキャラクターを招いた「ピース オブ ケーク」で幕開け。2曲目には代表曲「香水」が演奏され、曲の終盤では「みんなで『トゥルトゥットゥ』歌お!」と瑛人が呼びかけると、会場は大合唱に包まれた。「みんなが遊んでも遊んでもいい朝を迎えられるように」という言葉から始まった「音波陽」では、瑛人がギターを置き、ラフに踊りながら歌唱。最後は香水のタイ語ver.のコラボをきっかけに、親交が深まったというタイのバンド・SANIMYOKの「Free Bird」の日本語カバーで締めくくった。

“村”をライブハウス化したキュウソネコカミ

キュウソネコカミ(Photo by Yukihide [JON...] Takimoto)

キュウソネコカミは「いろんなところでライブしてきたけど、“村”でやるのは初めて」と、志摩スペイン村でライブができる喜びを明かし、「紅白歌手2組のあとに俺たちですか? ライブハウスから来ました、キュウソネコカミです!」と自己紹介。「Welcome to 西宮」や「ビビった」などを演奏し、オーディエンスを盛り上げていく。「お互いのフェスに呼び合えるくらい大きくなった!」と、盟友・ヤバTとの絆を感じさせるトークも披露した。「ネコ飼いたい」ならぬ「ネコカミたい」を経て届けられた「DQNなりたい、40代で死にたい」ではヤマサキセイヤ(Vo)が客席にダイブ。ライブハウスさながらの盛り上がりの中、「ハッピーポンコツ」、そしてヤバT「Universal Serial Bus」のカバーを熱演し、出番を終えた。

岡崎体育、3000曲ではなく7曲披露

岡崎体育(Photo by Yukihide [JON...] Takimoto)

「今日は3000曲やっていいと聞いてるので、終了時間は5月12日を予定してます」と、さも当たり前かのような顔で冗談を放った岡崎体育は「XXL」でライブをスタート。「感情のピクセル」では、落ちサビのタイミングで曇っていた空が晴れ渡っていき、野外ライブならではの自然が起こす演出に岡崎体育本人も観客も笑顔を見せた。「ちょっと、それ」「どっちのえー!」というお決まりのコール&レスポンスを繰り広げた岡崎体育は「エクレア」で観客と大合唱。「僕は自分の音楽を続けていきたいと思います」という宣言に続いて、7曲目の「Q-DUB」を届けてステージを終えた。

ヤバイTシャツ屋さん、貴重なコラボ続々

ヤバイTシャツ屋さんと10-FEETのコラボステージの様子。(Photo by Yukihide [JON...] Takimoto)
ヤバイTシャツ屋さんとキュウソネコカミとのコラボステージの様子。(Photo by Yukihide [JON...] Takimoto)

トリのヤバTのステージは「タンクフェス」にぴったりな「Tank-top Festival 2019」で幕開け。志摩スペイン村のテーマ曲「きっとパルケエスパーニャ」のカバーで会場を沸騰させたあと、こやまは「泣いて笑って感動して……すごい! ライブがすごすぎて支障きたしてます」と、ゲストたちのパフォーマンスを称賛した。その後、ヤバTは「タンクフェス」ならではのコラボステージを披露。岡崎体育との「Beats Per Minute 220」では、学生時代からの旧友らしい息ぴったりのパフォーマンスを見せ、10-FEETとの「JUST A FALSE! JUST A HOLE!」では、10-FEETのKOUICHI(Dr, Cho)がヤバTのもりもりもと(Dr, Cho)にちょっかいを出す先輩後輩という関係性が垣間見えるやり取りが繰り広げられた。「喜志駅周辺なんもない」では、コール&レスポンスで志摩スペイン村スタッフへの感謝を述べ、瑛人の「香水」をねじ込む。「ヤバみ」では、「腕が痛くてギターが弾けない!」というこやまを続々登場するキュウソネコカミメンバーがサポートした。

やっと三重県に、ロックフェスできたぞー!!

こやまたくや(G, Vo / ヤバイTシャツ屋さん)(Photo by Yukihide [JON...] Takimoto)

改めて「とんでもないライブを見せられて、食らってます……」と感極まった様子で語ったこやまは「フェス開催を発表したとき、『やっと三重にロックフェスができた』って言ってくれる声がたくさん届いて。本当にうれしかった」と胸中を明かす。こやまは満員の観覧エリアを見渡し、「見てください、この景色。今年で終わるの、もったいなくないですか? やっと三重県に、ロックフェスできたぞー!!」「三重県にヤバイTシャツ屋さんは何のゆかりもないやんって思うかもしれないですけど、俺は京都出身、ありぼぼは大阪出身、もりもりもとは静岡出身、その真ん中が三重県! 俺たちが三重にロックフェスを定着させる」と堂々宣言してみせた。

本編ラストの「かわE」では、志摩スペイン村のキャラクターやダンサーたちが大集合。アンコールの「あつまれ!パーティーピーポー」では花火が打ち上がり、ラストの「Tank-top of the world」ではステージに炎が吹き上がるという豪華な演出で楽曲が届けられ、初開催となったフェス形式の「タンクフェス」は華々しいラストを迎えた。

ヤバTのONE-MAN SHOWはレア曲てんこ盛り

「ヤバイTシャツ屋さん “Tank-top Festival 2025” in 志摩スペイン村」の様子。(Photo by Yukihide [JON...] Takimoto)

2日目の天気は晴れ。青空が広がるシベレス広場に「きっとパルケエスパーニャ」が鳴り響き、パレードのフロートに乗ってヤバTが登場した。3人はヘヴィなサウンドの「KOKYAKU満足度1位」で瞬く間にシベレス広場をライブハウスさながらの盛り上がりに導いていく。その盛り上がりを裏切るのがヤバT。「顧客しかいない志摩スペイン村、最高やね!」「今回は顧客だらけなのでレアな曲やります!」と、哀愁漂う「珪藻土マットが僕に教えてくれたこと」をしっとりと届け、会場には無数のシャボン玉が舞っていた。さらに「これはさすがについてこれないでしょ?」と自主制作時代の「Don't stop SNS」も披露。レア曲を盛り込んだセットリストに顧客たちは歓喜の声を上げた。

「京都大作戦」で受けた感動や衝撃

「ヤバイTシャツ屋さん “Tank-top Festival 2025” in 志摩スペイン村」の様子。(Photo by Yukihide [JON...] Takimoto)

ヤバTは志摩スペイン村のダンサーを招き入れ、「スペイン村っぽいことしよう!」と志摩スペイン村のパレードソング「ブエン ビアへ」を顧客と踊ることを提案。難解なステップに苦戦しつつも、ヤバTと顧客は思い思いに“スペイン村っぽいダンス”を披露した。その後ヤバTは「すこ。」「ZORORI ROCK!!!」をパフォーマンス。続く「肩 have a good day -2018 ver-.」では、もりもとの口笛やアカペラも顧客の目を引いた。「鬼POP激キャッチー最強ハイパーウルトラミュージック」や「かわE」といったライブアンセムや1日目にキュウソがカバーした「Universal Serial Bus」などを届けたあと、ヤバTは来場者へエールを込めて「hurray」をプレイ。こやまが「2日間ライブして思ったのはみんなに『バンドやりたいな』って思ってほしくて、俺が初めて『京都大作戦』で10-FEETを観て受けたあのときの感動や衝撃を受けてほしくて。年齢とか関係なくそういう気持ちで観てくれたら」と熱い思いを語り、ヤバTは「ヤバみ」でラストスパートをかける。

本編ラストを飾ったのは「NO MONEY DANCE」。志摩スペイン村のキャラクターたちも一緒に踊り、にぎやかなステージで本編は締めくくられた。アンコールでヤバTは志摩スペイン村の仲間たちを迎えた「きっとパルケエスパーニャ」に加え、「sweet memories」「ハッピーウェディング前ソング」も披露。シベレス広場の上空に花火が打ち上がり、すべての演目を終えた。

「来年もやりたい!」「またやりたーい!」

もりもりもと(Dr, Cho / ヤバイTシャツ屋さん)(Photo by Yukihide [JON...] Takimoto)
ありぼぼ(B, Vo / ヤバイTシャツ屋さん)(Photo by Yukihide [JON...] Takimoto)

もりもとが「お礼を言わせてください! 関わってくれた皆さん、本当にありがとう!」と涙ぐむと、こやまがもりもとを抱きしめるというハートフルなひと幕も。「まだ2回しかやってないのに、ホームだと思った。ありがとう」ともりもとは男泣きしながら来場者に思いを伝えた。ありぼぼは感謝の言葉だけではなく、「実は、お腹の中に赤ちゃんがいます! 健康な身体で戻ってくるので、応援よろしくお願いします!」と、妊娠を発表。終演後に更新されたありぼぼのSNSによると、7月以降の野外ライブ、9月以降の全ライブはありぼぼに代わって“助っ人”が出演するという。ありぼぼの報告に温かい拍手が起こったあと、こやまは「2日間、本当にありがとう! 毎年やれることって、当たり前じゃないんです。でも、来年もやりたい! みんなが“やりたい”って言ってくれたら、やれる可能性がグンと上がるから」と述べ、「みんなで“せーの”で言って!」と、「またやりたーい!」の声を巻き起こす。そして3人は「みんなバイバーイ!」と笑顔で手を振り、2日間にわたる「タンクフェス」の幕を閉じた。

セットリスト

ヤバイTシャツ屋さん "Tank-top Festival 2025" in 志摩スペイン村 DAY1:WACHA-WACHA SHOW

10-FEET

01. VIBES BY VIBES
02. JUST A FALSE! JUST A HOLE!
03. ハローフィクサー
04. RIVER
05. あつまれ!パーティーピーポー
06. 第ゼロ感
07. その向こうへ
08. ヒトリセカイ
09. goes on

瑛人

01. ピース オブ ケーク
02. 香水
03. あっちゅうま
04. らんちゅう
05. 音波陽(EITO & KAI)
06. Hey brother
07. Free Bird

キュウソネコカミ

01. Welcome to 西宮
02. ビビった
03. The band
04. ファントムバイブレーション
05. 3minutes
06. ネコカミたい
07. DQNなりたい、40代で死にたい
08. ハッピーポンコツ
09. Universal Serial Bus
10. 家

岡崎体育

01. XXL
02. あてはまRing Ring
03. MUSIC VIDEO
04. 感情のピクセル
05. なにをやってもあかんわ
06. エクレア
07. Q-DUB

ヤバイTシャツ屋さん

01. Tank-top Festival 2019
02. きっとパルケエスパーニャ
03. Blooming the Tank-top
04. ええがな
05. ハッピーウェディング前ソング
06. Beats Per Minute 220(w/岡崎体育)
07. JUST A FALSE! JUST A HOLE!(w/10-FEET)
08. 喜志駅周辺なんもない -香水ver-.(w/瑛人)
09. ヤバみ(w/キュウソネコカミ)
10. NO MONEY DANCE
11. Give me the Tank-top
12. 無線LANばり便利
13. かわE(w/志摩スペイン村の仲間たち)
<アンコール>
14. あつまれ!パーティーピーポー
15. Tank-top of the world

ヤバイTシャツ屋さん "Tank-top Festival 2025" in 志摩スペイン村 DAY2:ONE-MAN SHOW

01. KOKYAKU満足度1位
02. Tank-top Festival 2019
03. メロコアバンドのアルバムの3曲目ぐらいによく収録されている感じの曲
04. ええがな
05. あつまれ!パーティーピーポー
06. 珪藻土マットが僕に教えてくれたこと
07. 恐竜 ~Dynamite Soul~
08. Don't stop SNS
09. かかとローラー
10. ちらばれ!サマーピーポー
みんなでダンスタイム ~ブエン ビアへ~
11. すこ。
12. ZORORI ROCK!!!
13. 肩 have a good day -2018 ver.-
14. 鬼POP激キャッチー最強ハイパーウルトラミュージック
15. かわE
16. Universal Serial Bus
17. とりあえず噛む
18. ダックスフンドにシンパシー
19. 小ボケにマジレスするボーイ&ガール
20. k.r.k.r.
21. Blooming the Tank-top
22. hurray
23. 癒着☆NIGHT
24. 無線LANばり便利
25. ヤバみ
26. NO MONEY DANCE(w/志摩スペイン村の仲間たち)
<アンコール>
27. きっとパルケエスパーニャ(w/志摩スペイン村の仲間たち)
28. sweet memories
29. ハッピーウェディング前ソング

提供元:音楽ナタリー

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